Nairobi Residence 2013

2013Creative Practiceアーティスト・イン・レジデンス

日本の先鋭的なアーティストをナイロビに招聘し、滞在制作を行うアーティスト・イン・レジデンスの第2回。今回は、美術家の田口行弘と音楽家の蓮沼執太が参加します。アフリカ現代都市という刺激的で思索に富む制作環境を日本のアーティストに提供するのみならず、同時代の日本とケニアから生まれる実験的な表現やアプローチをケニアのアーティストや市民と共に学び合う機会となります。

招聘アーティストはナイロビの各地でワークショップを開催し、地域住民の参加と協力を得て楽曲と映像の制作に励みます。作品発表の会場として、ケニアの人々が日頃から音楽と映像を楽しんでいるレストランバーと公共交通機関の車両を使用します。また、ナイロビを代表するアートセンターで、ケニアのアーティストを対象とする講演会を開催し、交流を広げます。

アーティスト略歴

田口行弘 1980年大阪生まれ。2004年に東京芸術大学美術学部油画科を卒業後、ベルリンに拠点をかまえてドイツやオランダ、フランス、キューバ、モルディブなど世界各地の展覧会やレジデンス、アートプロジェクトなどに参加。屋外のパブリックスペースでデジタルカメラを用いたストップモーション技法によるアニメーション映像を制作する。日常空間にある既存の物事を少しずつ移動させながら、もう1つのイマジネーション世界への亀裂を生じさせる。周囲の環境や人間関係に介入し関係を作り変えてゆく制作過程そのものが、ワークショップやパフォーマンスの要素をはらんでいる。2008年に文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞およびアジアデジタルアート大賞優秀賞を受賞。2011年には森美術館MAMプロジェクト014で個展。http://yukihirotaguchi.com/

蓮沼執太 1983年東京生まれ。国内外のレーベルからアルバム作品を多数発表。電子音楽からオーケストラ演奏、ライブパフォーマンス、CDリリース、映画音楽まで、多彩なジャンルを横断した作曲演奏活動を行なう。 海外の大型フェスティバルをはじめ日本でのフェスティバル、美術館、アートプロジェクト、ファッションショーなどで発表をする。同時に、録音機とビデオカメラを手にしながら周囲の音と映像を採取し編集・作曲して、音楽作品へと編み直すサイトスペシフィックな技法を追究している。アメリカのレーベルWestern Vinylよりアルバム『Self Titled』と『OK Bamboo』を発売。 日本でもHEADZより『CC OO|シーシーウー』をリリース。個展に『have a go at flying from musicpart3』(2012・東京都現代美術館・ブルームバーグパヴィリオン)、『soundlike』(2013・アサヒ・アートスクエア)。http://www.shutahasunuma.com/

基本情報

滞在期間:2013年5月1日(水)~5月31日(金) アーティスト:田口行弘、蓮沼執太 主催:西尾工作所ナイロビ支部 助成:国際交流基金 協力:Nairobi Arts Trust / Centre for Contemporary Art in East Africa、Kuona Trust | Centre for Visual Arts in Kenya、Smiles Africa Experience 後援:在ケニア日本国大使館、日本学術振興会ナイロビ研究連絡センター